原因による痛みの特徴

痛みと原因には多くの種類がある!

腰痛には実は多くの原因があります。そしてそれぞれに痛みの種類や出る場所が違います。
また一般的にはレントゲン診断を行いますが、異常が発見されない腰痛もあります。

内臓疾患による腰痛

多くは上部腰痛(腰のくびれより上)と骨盤上に痛みが出ます。
泌尿器系(腎臓、膀胱など)と生殖器系(精巣、卵巣、子宮)などの疾患が考えられます。

骨、関節、筋の障害による腰痛

重いものを持ち上げた時や捻った時などに腰に負担がかかって起こりやすいのが
「筋・筋膜の損傷」「椎間関節の捻挫」「仙腸関節の捻挫」「椎間板の損傷」です。
酷い時には立てなくなることもあります。
が、横になって安静にしていると痛みは治まっていて、1週間から10日(椎間板損傷の場合は
さらに時間がかかる場合があります)で痛みが治まります。
しかし、治療後のケアを怠ると慢性化する原因となります。

「機能不全による腰痛」は、動かし始めに痛く、少し動かしていると痛みが和らぐという特徴があります。

骨粗鬆症の人は圧迫骨折を起こしやすく、痛みが長引きます。
しかし、安静ばかりすると筋委縮や関節機能障害が起きるので早期からリハビリが必要です。

慢性関節リウマチによる間接の変形も進行性の腰痛を起こしますが、専門医の指導による運動療法で
関節機能が低下するのをある程度防ぐことは出来ます。

変性(加齢等)による腰痛

年をとるとともに椎間板の水分が減り、薄くなり、関節が不安定になります。
それを補うために変形が起こるとされていますが、変形の度合いが大きい時や場所により痛みが生じます。
また、外力により損傷した部分は早くから変性が始まり、若年でも起こることもあります。

痛みの特徴は、朝起きる時に痛みが強く、しばらく動かしていると痛みがなくなることがあります。
また、同じ姿勢を長時間しているとその後動かす時に痛みが生じることもあります。

神経症状を伴う腰痛

おしりから脚まで痛みや痺れがある場合は、椎間板損傷や脊柱管狭窄症による坐骨神経痛が疑われます。
しかし、臀部筋による坐骨神経の圧迫、血流障害によるもの、腰部の関節や仙腸関節の障害による痛みの場合、
筋・筋膜症関連の痛みも同じようなところに痛みが出ます。